書評

【書評】沈黙のWebライティング【ブロガーのバイブル】

2020年6月10日

沈黙のWebライティングの書評-min
この記事は4分で読めます

 

サラリーマン
・沈黙のWebライティングのあらすじや内容、要約が知りたい

・SEOライティングの基礎を知りたい

・商品やサービスを選んでもらえる文章の書き方が知りたい

 

このようなお悩みに答えます。

 

沈黙のWebライティングは、SEOライティングの基礎を学べる超名作。

 

多くの人に読まれ非常に評価も高く、ブロガーにとってバイブルともいえる作品です。

 

なぜなら、

  • SEOライティングの基礎
  • わかりやすい文章の書き方
  • 商品を選んでもらうための文章の書き方

などなど、ブロガーにとって喉から手が出るほど欲しい情報がつまっているからですね。

 

沈黙のWebライティングの評判

 

 

 

沈黙のWebライティングはこんな人におすすめ

・SEO評価の高い記事を書くための基礎を知りたい
・記事を書いても成果が出ずに困っている
・ブログで稼ぎたいと思っている

 

本記事を書いた人

ねこたろす
沈黙のWebライティングは購入から2週間で3回読んでいます。 また自分なりのまとめメモに保存し、ブログを書く前に見返しています。

 

沈黙のWebライティングを読めば、SEOに評価される記事が書けるようになり、ブロガーとして結果を出すヒントが得られますよ!

 

 

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沈黙のWebライティングのあらすじ

沈黙のWebライティング①-min

主人公は世界最強のWebマーケッターである「ボーン片桐」。

 

とある理由で訪れた「みやび屋」という旅館で、若女将のサツキと弟のムツミと出会う。

 

みやび屋の経営危機を救うため、ボーン片桐を中心にWebサイトを使った集客に取り組んでいくストーリー。

 

ストーリーに沿って、ブロガーに必要なSEOの知識やマインドを学べる構成となっています。

 

また、本書は吹き出し形式になっているので活字が苦手でも読みやすいです。

 

ねこたろす
僕も活字はあまり得意ではないですが、ストレスなく読めました!

 

沈黙のWebライティングで学べること

沈黙のWebライティング③-min

本書は7章で構成され、それぞれの章で学べるテーマがあります。

 

以下、本書で学べるテーマになります。

  • SEOを意識したコンテンツを作るカギ
  • USP(独自の強み)を最大限に生かすコンテンツ
  • わかりやすい文章を書くポイント
  • 論理的思考をSEOに活かす
  • オウンドメディアに必要なSEO思考
  • SEOに強いライターの育成法
  • バズりやすいコンテンツを作るコツ

 

ここからは、上のテーマのうち、個人的なおすすめポイントを解説していきます。

 

おすすめ① SEOライティングの基礎が学べる

本書のメイントピックである、SEOライティングの抑えるべきポイントは以下の通り。

SEOで評価されるポイント

①専門性、②網羅性、③信頼性

 

これらの3要素を、本書では次のような具体的なところまで落とし込みます。

  1. 検索ユーザが今まさに抱えている悩みや質問に対して的確な答えを返している
  2. 検索ユーザが抱えると思われる悩みや質問を網羅的に取り上げ先回りした答えを返している
  3. 他のサイトと同じ情報を扱っていてもどこよりも素早く答えがわかる
  4. 他のサイトと同じ情報を扱っていてもどこよりも見やすいわかりやすい
  5. 他のサイトと同じ情報を取り扱っていてもどこよりも信頼できる
  6. どこよりも情報が新しい

引用:沈黙のWebライティング

 

この6つのポイントをクリアできると、SEOに評価されやすい文章が書けるようになります。

 

また、6つのポイントを達成するための具体的な方法も本書で紹介されています。

 

例えば、以下のような感じ。

・信頼性を担保するには、話者の存在を明らかにして、その記事での結論を根拠に基づいて述べる
・冒頭文に結論を入れて、素早く答えを教えてあげる

 

正直、沈黙のWebライティングを読む以前にも、SEOに関する知識や情報は触れたことがありました。

 

しかし、結局それぞれの情報がバラバラでまとまらず、自分の中でイマイチ理解できていない感覚でした。

 

一方、沈黙のWebライティングでは体系的にSEOの知識が理解でき、自分の中で繋がった感覚を得ることができました。

 

体系的に理解ができると、いつでも知識を引き出せる状態になり、記事作成にも役立ちますので助かりますよね!

 

ねこたろす
やっぱり、沈黙のWebライティングはブロガーのバイブル!

 

 

 

おすすめ②文書を読んでもらうためのポイント

多くの人に文書を読んでもらうためには、以下の3つの視点が必要だと本書には書かれています。

 

  1. 感情表現を入れ、自分事化による"共感"を誘発する
  2. 伝えたいことがきちんと伝わるよう、"見やすさ"や"わかりやすさ"にこだわる
  3. ファーストビュー(冒頭文)で伝えたいことをまとめる。

引用:沈黙のWebライティング

 

特に②の"見やすさ"や"わかりやすさ"について詳しく説明していきます。

 

ねこたろす
"見やすさ"、"わかりやすさ"を実現するためには、人間の思考回路を理解する必要があるんだって!

 

 

脳はふたつの思考で動く

人間の脳にはふたつの思考があり、そのふたつを突破しないと読者にとって"見やすく"、"わかりやすい"記事にはならないと本書では述べています。

 

脳のふたつの思考とは、

システム1→脳の負担を減らすために自動的に高速で動く思考。直感的。
システム2 →慎重かつゆっくりの思考。論理的。

 

このシステム1、2はノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏が書いた「ファスト&スロー」という書籍でも述べられています。

 

まず人間はシステム1によって、直感的に「これはいい/ダメ」という風に物事をふるい分けます。

 

例えば「読みにくい記事」や「見た目がダメな記事」と認識された段階で、読む必要が無いと判断されるという非情なものです・・・

 

ねこたろす
確かに僕も第一印象で読みにくそうと感じたら、そこでブラウザバックします。

 

システム2では、論理的な文書かどうかを判断されます。

 

論理破綻や、根拠が不十分だったりするとその段階でシャットダウンされてしまうんですよね。

 

では、システム1、2を突破するにはどうしたらいいのか?

 

本書ではもちろん、解決策も書かれています。一部を紹介すると、

システム1

・改行と行間に気を配り。心地よいリズムを意識する
・写真やイラストを挿入する
・漢字とひらがなの含有率を調整する

 

システム2

・"相手がわからない言葉"は使わない
・相手が"何に対して"疑問をもっているのか察する

 

といった具合に解決策も書かれているので、"見やすく"、"わかりやすい"記事を作れます!

 

ねこたろす
本書を読めば、多くの人に読んでもらえる文書を書けるようになりますよ!

 

 

沈黙のWebライティングの感想

沈黙のWebライティング②-min

読み返すときは、章の最後の特別講義をみよう!

本書の唯一の問題点をあげるなら、本が分厚いという点です。

 

内容が盛りだくさんなので、読み返したくなることが多いんですが、いちいち分厚い本を読み返す気にもなれず・・・。

 

そのような方は、章の最後の「ヴェロニカ先生の特別授業」を読みましょう!

 

章の要約が書かれていて、重要な点にしぼって読み返せるので非常に効率的です。

 

本で学んだことはすぐ実践しよう!

本を読んで満足するのではなく、学んだことをすぐに実践できるのが本書の素晴らしいところ。

 

たとえば、本書ではユーザにとって、ユーティリティ(利便性)があることが重要と記載されています。

 

実はこのねこたろすブログの記事では、ユーティリティを高める自分なりの工夫をしていまして、、、

 

それは冒頭の「この記事は約3分で読めます」という一文。

 

こちらの一文を入れることによって、

  • まあ3分ぐらいなら読んでみるか
  • 3分ならブックマークしてあとから読むか

という心理にさせ、読者にとってのユーティリティをあげています。

 

ねこたろす
実際に、この冒頭の一文をいれてから、サイトの平均滞在時間が長くなりました!

 

このように学んだことを即実践でき、成長につながりやすいのが本書の優れている点ですね!

 

まとめ

本書を読んでほしい人

・SEOライティングの基礎知識を学びたい人
・ブログ初心者
・ブログで稼ぎたい人

 

このようなブロガーにとっては、沈黙のWebライティングはまさに「バイブル」といえます。

 

本書の内容を実践できれば、ブロガーとしての成功も間違いなし!

 

本書で自分の糧となる知識を身につけましょう!

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