・プライバシーポリシーの雛形が欲しい
・Googleアドセンス審査を受けるにはプライバシーポリシーは必須?
このような疑問やお悩みにお応えします。
プライバシーポリシーは、ほぼ全てのWebサイトで必要となる重要なもの。
また、アフィリエイト広告を掲載したり、Googleアドセンスの審査を受けるときにも、もちろん必須となります。
しかし、プライバシーポリシーは法律の専門用語も多く自分ひとりで作るのは大変です。
- どのような項目を
- どのような目的で
- どのように記載するか
これらをいちいち調べるのは面倒ですよね?
本記事では、雛形を準備しましたので、コピペでサクッとプライバシーポリシーを作成できますよ!
本記事の結論
- プライバシーポリシーはほぼ全てのWebサイトで必要
- 記載する目的や必須事項を理解するべき
- 雛形をコピペでOK
本記事を書いた人
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目次
プライバシーポリシーとは
「プライバシーポリシーとは何か」をまずは理解しましょう。
「プライバシーポリシー」とは、公益社団法人日本広報協会によると、
個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したもの
をいいます。
すべてのウェブサイトに必要なものではありませんが、個人情報を収集するサイトの場合は、プライバシーポリシーの制定と明記が必要とされています。
具体的には、以下の内容を有するウェブサイトが対象になります。
- 商品や各種サービスの申込み、確認
- 懸賞・クイズへの応募
- カタログ・資料請求
- 会員制サイトへの登録や入会
- イベントの参加申込み、施設の利用申込み
- メールによる問い合わせ、照会や意見募集
- 電子会議室や掲示板
- メルマガ等の配信登録
- クッキーによるユーザー識別やアクセス情報の収集
- その他、何らかの形で個人情報を収集するもの
引用:公益社団法人日本広報協会
そんな人のために、プライバシーポリシーが必要なWebサイトをご紹介していきます。
プライバシーポリシーが必要なWebサイト
プライバシーポリシーが必要なWebサイトは、「ほぼ全て」です。
なぜなら、ほぼ全てのWebサイトは個人情報を収集しているから。
具体的には、上述の公益社団法人日本広報協会の内容に当てはまるかどうかです。
もう少し分かりやすく言うと、
- お問い合わせフォームあり
- GoogleAnalyticsを利用している
- アフィリエイト広告あり
このようなWebサイトではプライバシーポリシーが必要となります。
また、AmazonアソシエイトやGoogleアドセンスを利用する場合も、プライバシーポリシーへの記載が必要です。
ちなみに・・・
プライバシーポリシーの内容は、個人情報保護法に基づいて記載する必要があります。
個人情報保護法に違反した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
プライバシーポリシーの書き方
プライバシーポリシーの中身としては、以下のポイントを記載します。
- 個人情報の利用目的
- 個人情報の第三者への開示
- 個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止
- 当サイトに掲載されている広告について
- アクセス解析ツールについて
- 当サイトへのコメントについて
- 免責事項
- 著作権について
- プライバシーポリシーの変更について
- お問い合わせ先
- 掲載日と最終更新日
これらのポイントを反映したものが以下の文章です。
コピペ用プライバシーポリシー
当サイト(〇〇)における個人情報の取扱いについて、以下のとおりにプライバシーポリシーを定めます。
個人情報の利用目的
当サイトでは、メールでのお問い合わせ、メールマガジンへの登録などの際に、名前(ハンドルネーム)、メールアドレス等の個人情報をご登録いただく場合がございます。これらの個人情報は質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、個人情報をご提供いただく際の目的以外では利用いたしません。
個人情報の第三者への開示
当サイトでは、個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて第三者に開示することはありません。・本人のご了解がある場合
・法令等への協力のため、開示が必要となる場合
個人情報の開示、訂正、追加、削除、利用停止
ご本人からの個人データの開示、訂正、追加、削除、利用停止のご希望の場合には、ご本人であることを確認させていただいた上、速やかに対応させていただきます。当サイトに掲載されている広告について
当サイトは以下の第三者配信広告サービスを利用しています。・もしもアフィリエイト
・A8.net
・afb
・バリューコマース
・infotop
・PRESCO
・アクセストレード
・JANet
・Smart-C
・マネートラック広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するためにCookie(クッキー)を使用することがあります。
Cookie(クッキー)を無効にする設定およびGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご覧ください。
また、当サイトでは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookie(クッキー)を設定したりこれを認識したりする場合があります。
アクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。この規約に関して、詳しくはここをクリックしてください。
当サイトへのコメントについて
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
・極度にわいせつな内容を含むもの。
・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
免責事項
当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当サイト「〇〇」に掲載されている情報についての著作権は放棄しておりません。当サイト記事からの引用に関しましては「引用元の明示」によって無償で引用頂けます。ただし、全文転載はお断りいたしております。引用許可範囲についても、事前予告なくこれを変更する事があります。また、当サイトのRSSを利用し、コンテンツをそのまま盗用することも禁止しています。プライバシーポリシーの変更について
当サイトは、個人情報に関して適用される日本の法令を遵守するとともに、本ポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。
お問い合わせ先
当サイト、又は個人情報の取扱いに関しては、こちらからお問い合わせください。初出掲載:××年×月×日
最終更新:××年×月×日
コピペするときは、以下の点にご注意ください。
注意ポイント
・〇〇部分は自分のブログ名に変える
・自分の登録しているASPに変える
・初出掲載日、最終更新日を記載
ちなみに、本ブログのプライバシーポリシーはこちらから確認できます。
プライバシーポリシーはフッターに記載するのが一般的です。
フッターへの記載方法はこちらからご覧ください。
次からは、プライバシーポリシーに記載する事項について抜粋して解説していきます。
ポイント①個人情報の利用目的
「どんな目的」で「どんな個人情報」を収集するかを明記します。
なぜなら、「個人情報の保護に関する基本方針」の第15条第1項において、
個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たって、利用目的をできる限り特定しなければならない
と記載されているからです。
本ブログのプライバシーポリシーでは、
- 目的:質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくもの
- 収集する個人情報:名前(ハンドルネーム)・メールアドレス等
と明記しています。
ポイント②当サイトに掲載されている広告について
アフィリエイト広告・Googleアドセンス・Amazonアソシエイトを掲載するときは、こちらの項目を記載しておきます。※ASPは自分が利用しているものを記載して下さい。
なぜなら、ASP・アドセンス・AmazonアソシエイトはCookieを使用することを明記する必要があるから。
Cookieとは
閲覧したWebサイトの情報をPCやスマホに保存しておくための機能のこと。
Googleアドセンス、Amazonアソシエイトについては、それぞれの利用規約においてプライバシーポリシーに記載すべき事項が定められています。
GoogleAdsenseプログラムポリシーはこちら
要約すると・・・
・Cookieを利用してユーザに適切な広告を配信する
・Cookieは無効にできる
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約はこちら
要約すると・・・
・「Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です」と明記する
・サイト訪問者からデータを収集している
Googleアドセンス、Amazonアソシエイトは、これらの項目をプライバシーポリシーに記載しましょう!
ポイント③アクセス解析ツールについて
Googleアナリティクス利用規約でプライバシーポリシーへの記載について定められています。
要約すると・・・
・データ収集のためにCookieを利用していること
・Googleアナリティクスを利用していること
・Googleアナリティクスでデータが収集、処理される仕組み
これら3点をプライバシーポリシーに記載する必要があります。
ポイント④免責事項
- 他のサイトに移動したとき、他のサイトで提供される情報やサービスには責任を負わない。
- 自分のサイトに掲載された内容で生じた損害の責任は負わない。
この2点を明確に記載しておきましょう。
アフィリエイト広告を掲載するサイト・ブログにはこの免責事項の記載は必須です。
プライバシーポリシーの掲載場所
プライバシーポリシーの掲載場所としては、フッターが一般的です。
WordPressをご利用の方へ、フッターへの掲載方法をご紹介していきます。
完成イメージ
フッターへの掲載方法
①固定ページを作成
Wordpressの「固定ページ」→新規追加
②タイトルを追加、本文をコピペ、
パーマリンクを「privacy-policy」に変更
公開をクリック
③外観→メニュー
すでにフッターメニューがある場合は、編集するメニューを選択する
フッターメニューが無い場合は、新しいメニューを作成→任意の名前で作成
左の固定ページから先ほど作成した固定ページ名を選択して、メニューに追加
右側のメニュー構造に追加される。ドラッグすれば順番を入れ替えることもできます。
最後にメニューを保存。仕上がりを確認して完了です。
まとめ
この記事の内容をかんたんにまとめると、
- プライバシーポリシーは、Webサイト運営者はほぼ100%必要。
- Googleアドセンス、Amazonアソシエイト利用者は利用規約に基づいた記載が必要。
- プライバシーポリシーはフッターへ掲載するのが一般的
アフィリエイト広告・Googleアドセンス・Amazonアソシエイトを利用する方は、プライバシーポリシーの掲載が必須となります。
また、プライバシーポリシーの内容は個人情報保護法に基づいて記載しなければなりません。
個人情報保護法に違反した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
この記事が参考になれば幸いです。
ちなみに、本記事でご紹介したプライバシーポリシーを掲載しGoogleアドセンスにも合格しています。
合格のポイントや気付きはこちらの記事にまとめています。