皆さんは転勤肯定派ですか?否定派ですか?
ものごとにはいい面、悪い面の両方がありますよね?
- メリットを知れば、転勤が楽しみになる
- デメリットを知れば、事前に対策ができる
ということで転勤族の僕がメリット・デメリットを解説していきます。
こんな方におすすめ
- 転勤が多い会社で働くんだけど、不安・・・
- 来月から転勤するんだけどいいことあるの?
- パートナーが転勤族だけど実際どうなの?
本記事の信頼性
ねこたろすは7年間で4回転勤した経験あり。
四国→四国→中国(チャイナではない)→関西
2人に1人が転勤経験あり!
転勤に関するアンケートを見てみましょう!
マイナビニュースが実施したアンケートによると
Q.あなたは転勤をしたことがありますか
「はい」(44.5%)
「いいえ」(55.5%)Q.あなたが現在お勤めの会社に転勤制度はありますか
「はい」(50.2%)
「いいえ」(49.8%)引用元:マイナビニュース
転勤経験者はざっくり2人に1人!
転勤の可能性がある会社は2社に1社!
皆さんが予想されているより、転勤は身近な問題なんですよね。
実際、僕も7年間で4回転勤を経験しています
以下、経験も踏まえながら、メリット・デメリットを解説していきます。
転勤のメリット・デメリット
メリット
- 環境をリセットできる
- 業務の幅が広がり、様々な経験ができる
- 様々な土地を楽しめる
- 出世しやすい
デメリット
- 人生設計がしにくい
・家族の問題
・家の問題
・パートナーとの問題 - 人間関係を0から構築する必要あり
- 引っ越しに伴う作業が面倒
・引っ越し先の選定
・荷造り、引っ越し手配
・引っ越し先での作業(電気水道ガス、住所変更等)
一つずつ解説していきます。
転勤のメリット
①環境をリセットできる
社内の上司や同僚、取引先等の人間関係は転勤することでリセットされます。
例えば飲みに付き合わされ面倒な上司。仕事をしない同僚。
無茶な要求をしてくる取引先といったサラリーマンがよく悩みがちな人間関係から解放されます。
僕の場合は、2-3年に1回のペースで転勤がありますので、人間関係上の悩みがあったとしても「あと2-3年も辛抱すれば転勤できるから大丈夫か!」と割り切ることもできました。
また、近所付き合いが億劫だったり土地柄が合わなかった際に、環境を変えることができるのは大きなメリットです。
②業務の幅が広がり、様々な経験ができる
転勤によって、前の職場と環境が変わっているので例えば仕事のフローややり方も柔軟に変える必要があります。
個人的には、仕事のフローややり方は統一した方が効率的だと感じますが、中々そこまで環境整備ができている会社は少ないのではないでしょうか。
このように環境に適用しようとする行動は業務の幅を広げていきます。
また、転勤を機に全く別の業務をすることで自身のスキルが広がることにもなります。
実際にエン・ジャパンのアンケートによると、
転勤経験がある方に、転勤してよかったことを伺ったところ、トップ3は
「人間関係が広がった」(55%)
「自身の能力が向上した」(39%)
「業務範囲が広がった」(37%)でした。引用元:エン・ジャパン株式会社
スキル向上や、業務範囲が広がることは転勤のメリットではありますね!
③様々な土地で生活を楽しめる
転勤によって様々な土地で生活でき、そこでの人生を楽しめます。
例えば観光名所を巡ってみる、ご当地グルメを楽しむなど・・・
④出世しやすい
本記事の冒頭で、転勤の可能性がある会社が2社に1社!と述べましたが、そもそもなぜ転勤をさせる会社が多いのでしょうか?
理由は以下です。
- 出世の条件として転勤が位置づけられていること
- スペシャリストよりゼネラリストの育成が重要視されてきたこと
海外転勤が決まったら出世しやすいとかいうあれですね。
出世の条件の1つとして転勤が必須な会社は多いです。
また少子高齢化によって労働人口も減少していくため、一芸を極めたスペシャリストよりも浅く広く業務が遂行できるゼネラリスト育成が重要視されてきた背景もあります。
働き手が減っていく環境を踏まえて、ゼネラリストを育てて業務を回していこうという狙いですね!
転勤を経験させることで、幅広い業務に精通した社員を育てることができます。
転勤のデメリット
①人生設計がしにくい
これが一番大きなデメリットです。
具体的には以下の3つのポイントです。
ポイント
・家族の問題
・家の問題
・パートナーとの問題
家族の問題
旦那さん・奥さん・子供・あなたの両親にとって転勤は大きなターニングポイントとなります。
転職、転校、介護問題・・・といった具合に、環境を劇的に変化させるのが転勤です。
もし、突然転勤を言い渡されたら、思い描いた人生設計通りにはなりません。
家の問題
転勤族にとってマイホームを所有するかどうかは悩ましい問題です。
持ち家、賃貸どちらが良いかは皆さんの状況にもよるので一概には言えませんが、転勤族がマイホームを持ったとしても旦那さんは単身赴任となるパターンが多いです。
僕の勤めている会社でも、マイホームを購入した瞬間に転勤が決まり、まだ自分の家に入ったことがないという人を見たことがあります笑
パートナーとの問題
結婚されていない方で、パートナーがいる場合に転勤が決まったらどうなるのでしょうか?
- そのパートナーは仕事を辞めてついてきてくれるのか
- それとも遠距離になるのか
- それとも・・・
逆の立場で、パートナーが転勤族だった場合、恋愛や結婚について考えた場合はどうでしょうか?
自分にとって何が大切なのかを常に考えておかないと答えは出ないでしょう。
②人間関係を0から構築する必要あり
これはメリットの裏返しにもなりますが、人間関係を0から構築しなおす必要があります。
特に職場では上司が変わり、同僚も変わり、取引先も変わる。
どんな人がいる環境なのかは転勤してみないとわからないという運ゲーです。
変化を楽しめる人は問題ないかもしれませんが、ストレスを抱えてしまうこともあります。
今では場所に縛られることなく働くことも可能ですので、転勤が嫌だなと思う方は、その道を検討することをお勧めします。
③引っ越しに伴う作業が面倒
ざっくりですが転勤が決まると以下の作業が必要です。
転勤が決まったら・・・
- 引っ越し先の選定
- 荷造り、引っ越し手配
- 引っ越し先での作業(電気水道ガス、住所変更等)
僕も4回、転勤をしているので引っ越し関連の作業は経験済みですが、1人でやるとかなり疲弊します。
1.引っ越し先の選定
会社の寮や社宅に入る場合は、あまり考える必要がないですが、自分で家を借りる場合は、当然ですが引っ越し先の選定が必要です。
通勤時間や、生活のしやすさ、家賃など様々な要素から優先順位を決めていく必要があり、結構疲れます。
転勤先の職場の人や友人に周辺環境や家賃相場など、事前に相談しておくことを強くお勧めします。
2.荷造り、引っ越し業者手配
引っ越し先が決まったら、荷造りや引っ越し手配をします。
平日は働いているので、作業は帰宅してからもしくは休日となりますが、かなりの時間がかかります。
1人暮らし時代ですら、荷造りは6時間ぐらいかかった記憶があります。
引っ越し業者の手配は、会社が指定することもありますが、自分で探すのも結構手間です。
最近では、引っ越し業者に一括で見積もり依頼ができるサービスもありますので、作業が効率化できます。
3.引っ越し先での作業(電気水道ガス、住所変更等)
引っ越した後にも作業が山積みです。むしろここからが本番。
入居日に合わせて電気・水道・ガス・ネットといったライフラインの開通、
運転免許証や健康保険の住所変更、転入と転出手続き、郵便物の転送手続きなど・・・
特に、働きながら全部自分でやるには綿密なスケジュール作成が必要です。
転勤族の僕だからこそ分かる「転勤がきまったらやることリスト」を別記事でまとめる予定にしていますので、そちらもぜひご覧ください。
まとめ
転勤は身近な問題
2人に1人は転勤経験あり。
2社に1社は転勤制度あり。
→企業に勤めるからには、転勤は避けて通れない!
転勤のメリット
- 環境をリセットできる
- 業務の幅が広がり、様々な経験ができる
- 様々な土地を楽しめる
- 出世しやすい
転勤のデメリット
- 人生設計がしにくい
・家族の問題
・家の問題
・パートナーとの問題 - 人間関係を0から構築する必要あり
- 引っ越しに伴う作業が面倒
・引っ越し先の選定
・荷造り、引っ越し手配
・引っ越し先での作業(電気水道ガス、住所変更等)
いかがでしたか?
やはりデメリットに目が行きがちになるのではないでしょうか?
どうしても転勤したくない方は、
- 今のうちから転勤がない会社に就職・転職する
- 会社員以外の収入を作る(副業)
- 場所に縛られない働き方を検討する(フリーランス)
この3つを検討してみてください!
それでは!
副業に関する記事はこちら